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整育園通信 Hospital communication

2018/04/16

検査について ★Part.1★

こんにちは!検査部です。

みなさんは病院で採血や検尿をしたことがありますか?実は、それが臨床検査です。

臨床検査は、大きく分けて患者さんから採取された検体を取り扱う「検体検査」と、患者さんの体を直接検査する「生理機能検査」の二つに分かれます。今回は、「検体検査」についてお話しします。

 

血液を調べる、血液検査では、赤血球や白血球などの細胞成分の形や数を調べたり、血液中の成分(蛋白質、脂質、糖質、酵素、ビタミンなど)を調べたりします。特に成分については数多くの種類の物質が溶け込んでいて、これらの中にはある特定の病気に関連して、その濃度が増減することが分かっている物質があります。これらを調べることで、病気の診断だけではなく、治療方針を決める大きな手助けになったり、治療経過の確認や重症度の判定、回復の度合いを調べたりすることができます。

 

尿の検査も、血液と同じように含まれる細胞と成分について検査を行います。尿を検査することで、腎臓、膀胱などの病気はもちろん、肝臓の病気、糖尿病などを見つけることができます。

 

血液や尿は、主要な項目は30分から1時間程度で結果を出すことが可能です。

 

これらの検査以外に、細菌検査と呼ばれる検査があります。

これは、病気を引き起こしている原因の細菌を見つけて、どんな薬が効くか調べる検査です。

細菌検査では、症状によって色々なものが検体となります。たとえば、下痢・腹痛の時は便、咳・のどが痛いときは喀痰、傷口が化膿したときは膿などです。これらの検体から、細菌を育てて性状を調べていくため、細菌検査は時間がかかる検査です。

 

また、感染症迅速検査という検査もあります。これは、インフルエンザや溶連菌、ウィルスなどの感染症を速やかに検査することができます。鼻腔ぬぐい液などの検体を採取して10分ほどで結果がわかります。これらの感染症は、早期発見しないと治療が遅れるだけではなく、多くの人に移してしまう病気です。感染症迅速検査は、速やかに原因を発見し治療を行うための大きな手助けとなっています。

 

いかがでしたか?検体検査については以上になります。

臨床検査について、わからないことや知りたいことがありましたら、検査室へ気軽にお聞きください。

次回は、「生理機能検査」についてお話ししたいと思います。

検査部 野島