整育園通所センターでは、1年以上前から、開所時間内の毎時45分に、感染対策の手指衛生・換気を促す園内放送を行っております。
その放送の声をやってくれているのが、放課後等デイサービス「ちあふる」の子どもたちです。
放課後等デイサービスに通う子どもたちですから、個々に心のケアが必要な子も多く、最初は高学年以上の大きい子たち5人の録音による放送からのスタートでした。
最初から上手にできる子もいましたが、何回も録音しなおして頑張ってチャレンジしてくれた子もいます。
それぞれに「感染対策」という使命感を持って取り組んでくれました。
今期冬休みに入ると、今まで録音で流していた子どもたちが、生放送をやってくれるようになり、その成長に胸が熱くなりました。
そして、この生放送をきっかけに、今まで恥ずかしがっていた子や、頑なに拒否していた子どもたちも徐々に興味を持ち初め、少しずつ少しずつ、受付まで放送をしに来てくれるようになりました。
これは、いつもの様子をよく知る職員さんやお母さんでさえも、とっても驚く成長なんです。
上手に言えた子も、途中で間違えてしまっても諦めずに最後まで言えた子も、みんなみんな
放送が終わった「ピンポンパンポン」の音と同時に、ホッとして、満足気な、誇らしげな、そんな顔を見せてくれます。
大きな声で「やったー!!」と言う子や、小さくガッツポーズをする子もいます。
毎時やってくる感染対策の業務ではありますが、とてもほっこりとして、ものすごくグッとくる時間になっています。
★1年以上前から録音で協力してくれている上級生たちの生放送★
★勇気を出して来てくれるようになった子どもたち★
写真には写っていませんが、まだまだたくさんの子が感染対策に協力をしてくれています。
早く、コロナが終息して、子供たちがのびのびと過ごせる日が来ることを願うばかりです。
整育園通所センター 事務