気温が上がり、夏を感じるようになってきています。
先日、あるお店でクラフトコーラを飲みました。
スパイシーな香りと少し刺激のある味、スッキリする甘味と、コーラを手造りするとこんな風味になるのかという驚きと新しい発見がありました。
どこか記憶の中で味わったことがあるように思い、調べてみると、クラフトコーラには漢方薬でも使われている食材が原料になっていました。
・ジンジャー → 漢方薬の生姜(しょうきょう)
・カルダモン →漢方薬の小豆蔲
・シナモン → 漢方薬の桂皮
・クローブ → 漢方薬の丁子
・柑橘類の皮 → 漢方薬の陳皮
・アニスシード →大茴香 漢方薬は小茴香
他にもバニラビーンズなど企業秘密の食材が多数使われているようです。
漢方薬にも使われている食材を原料としているので、薬用成分も多少含有され体には優しいと思います。
そもそも、コーラの歴史を紐解くと1886年アメリカのジョージア州の薬剤師がコーラを作り、炭酸とシロップで割って飲むことを考えつきました。
薬剤師が健康を考え、漢方を飲みやすくおいしく、病の方だけでなく、健康増進含め一般の方々にも多数飲んでもらいたいという思いから作られたようです。(諸説あり)
この時期、気温も上がるためクラフトコーラのシュワシュワの炭酸で喉を潤し水分補給をして、体を冷やすのもいいと思います。
ご興味ある方はぜひ。
緑成会整育園 薬剤部